夕陽丘基金

ドメスティック・バイオレンスをなくすために

「夕陽丘基金」は2004年に大阪市の女性団体などが共同で設立しました。大阪市の施策と連携して、現在の公的制度で十分な支援が受けられない状況にあるDV被害者やその同伴者(おもに子ども)に対して、経済的な援助を行い、心身の回復を図り、自立を支援することを目的とします。

配偶者や恋人などからの暴力、いわゆるDV(ドメスティック・バイオレンス)に関する相談は年々増加しています。その被害者のほとんどは女性で人権を著しく侵害され、心身とも深い傷を負っています。さらにその被害が、何らかの形で子どもたちにも及んでいる例は少なくありません。

平成13年10月に「DV防止法」が施行され、大阪市では、平成14年からクレオ大阪中央に専門相談窓口を置くとともに、各区保健福祉センターにおいて、被害者の相談や一時保護、自立への支援を進めるとともに、社会福祉施設を活用した被害者の緊急一時保護を行っています。

このように大阪市が独自の取り組みを行い、一方では、民間団体も支援活動を行っていますが、まだまだ被害の実態が現れていないDVは相当数あると考えられます。潜在的な被害者の中には、助けを求める場がわからなかったり、逃げ出すためのお金がないと諦めている人たちもいると思われます。また、着の身着のまま家を出た被害者は、交通費やけがの治療費さえ持ち合わせていない場合が多く見られます。公的施設や民間シェルターで一時的な支援を受けた後の生活再建には、住まいや就労の確保も重要です。さらに被害者が地域に戻り平穏な暮らしを取り戻すには、地域の人たちの日常的な援助は欠かせません。

「女性に対する暴力の根絶」と「あらゆる暴力のない社会づくり」をめざすことにもつながります。 多くの方々に、 「夕陽丘基金」設立の趣旨をご理解、ご賛同いただき、ご協力を得て被害者支援活動の輪が広がっていくことを心より願っています。

【基金の活用例】
「夕陽丘基金」は、緊急に保護された後、現在の公的制度では迅速で十分な支援が受けられない次のようなことなどに活用されます。
 求職や通院、家探しのための交通費
 同伴する乳幼児のおむつや衣料の費用
 新たな居住地で、子どもを就学させるための準備費用

【寄付金・カンパの振込先】

郵便振替口座:00990−7−190552
口座名義1:夕陽丘基金 (ユウヒガオカキキン)

【事務局 】
〒543-0002 大阪市天王寺区上汐5-6-25 クレオ大阪中央内
大阪市男女いきいき財団
TEL 06-7656-9040 FAX 06-7656-9045

事業紹介

主な事業
研修・学習事業
啓発・キャンペーン事業
相談事業
市民活動支援事業
情報収集・発信事業
調査研究事業
施設管理運営事業
事業実績