「じんけんシネマ2020」を開催しました

「じんけんシネマ2020」を開催しました

2021.01.07

2020年12月5日(土)、12月13日(日)に、クレオ大阪中央にて、ヒューライツ大阪、クレオ大阪中央主催の「じんけんシネマ2020」が開催され、国連ウィメン日本協会大阪も共催団体としてブース出展をしました。
 当イベントは、12月の人権週間に合わせて開催され、女性・ジェンダー平等に関する切り口から、人権について取り上げた映画を上映し、人権に関心を持つ方だけでなく、人権課題に距離を感じている方にも、映画を通じて、人権に関連する日本と世界の諸課題について考えることを目的としており、今年で3回目の開催となります。
 2020年は、コロナ禍を通して、改めて「教育の在り方」や「居場所」を考え見つめ直す年でした。そして光州事件から40周年、北京女性会議から25年という節目の年でもありました。また、2020年9月18日には、弁護士、判事として男女平等や女性の権利のために長年闘い、女性の社会進出を力強く後押しされた、ルース・ペイダー・ギンズバーグさんが亡くなりました。
 そうした2020年の背景を踏まえ、じんけんシネマ2020では、「みんなの学校」(2015年・日本)、「タクシー運転手~約束は海を越えて」(2017年・韓国)、「ビリーブ~未来への大逆転」(2018年・米国)の3作品を上映しました。
 映画はそれぞれ「教育」、「民主主義」、「ジェンダー」がテーマとなっており、作品を通して、違う角度から人権について理解、関心を深めることができました。
 参加された方からは、「子どもも大人も迷いながらも成長していく姿に心打たれました」(みんなの学校)、「光州事件について知らないことが沢山ありました。こんな悲しいことが世界のどこからもなくなってほしいです」(タクシー運転手)、「どんな時も最善をつくし、自分を信じ諦めない彼女の姿勢が素晴らしく、元気をもらいました」(ビリーブ)などの感想をいただきました。

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