地域の集まりや、楽器の練習、社員研修、習い事の発表会…その活動、クレオ大阪のホールや会議室などを使ってみませんか?学びや親睦を深める、地域の身近な拠点として、皆さまのご利用をお待ちしています!
用途や人数に応じて「会議室」「クラフト調理室」「音楽室」「和室」など多彩なお部屋からチョイス!どの部屋がいいか迷った時は、ぜひスタッフまでご相談ください。 クレオ大阪各館のホームページから、360°カメラで部屋を見ることもできます。
この4月から、1時間単位での利用がスタート!リハーサルや楽器の練習など気軽にご利用いただきやすくなりました。クレオ大阪中央の千人規模のホールは迫力満点で、インターネット回線(有料)も使えるのでオンライン中継もOK。講演会やダンス、映画の上映までイベントにぴったりです。
窓口だけでなく「クレオ大阪予約システム」からWeb予約ができます。空き状況の照会や予約、予約内容の確認などがお持ちのパソコンやスマートフォン、タブレットでできます。利用料金は、コンビニエンスストアでもお支払いが可能。まずは、窓口で利用者登録をお願いします。
ホール(中央・南・東)使用日の12カ月前の日が属する月の初日 10:00から抽選会(以後先着順)~使用日の7日前の日まで
会議室・研修室等使用日の3カ月前の日10:00から電話での先着順受付(西部館は9:30〜) ~使用日当日まで
受付時間9:30~21:00 (西部館は9:00~)
備考受付開始日が休館日の場合は、翌開館日
※電話での仮予約(ホール)は、受付開始日の翌開館日からの受付です。
ホール(中央・南・東)使用日の12カ月前の日が属する月の初日 21:00から予約可能~使用日の1カ月前の日まで
会議室・研修室等使用日の3カ月前の日 21:00から予約可能~使用日の7日前の日まで
受付時間0:00~(終日)
「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証企業は施設利用料金30%割引でホールや貸室を利用できます。
男性の生きづらさを語り合うグループ「ぼくらの非モテ研究会」発起人:西井 開さん(千葉大学社会科学研究院特別研究員)
「自分は一人前の人間ではない」と自己否定感を抱えたり、女性に執着するようになったり…。「非モテ(モテない)」という悩みを介して、男性同士で語り合うグループ活動を3週間に1回開いています。
「モテないから苦しい」という単純な問題ではなく、「あるべき男性像」を求められる社会での生きづらさ、いじめやパワハラといった被害経験なども絡み、その背景は複雑です。私自身、女性との関係性がうまく築けず葛藤した経験があります。同じような思いを抱えた男性が、悩みを解きほぐせる場所をつくろうと、活動を始めました。
参加者は主に20~30代で、リピーターと新規は半々。若い参加者が多いですが、老後や介護への不安を口にする方もいます。「性欲」や「他者への加害体験」がテーマとなる回もあります。問題解決に向けて議論するのが目的ではありません。自らの経験を語る中で、気付きを得たり、周りと比べることをやめたり。男性同士でケアし合う関係が生まれていきました。そう簡単に生きやすくはならないかもしれませんが、ほどよい距離感でつながっていられたら、と思います。
会場となる会議室では、ホワイトボードを囲うように机をコの字に配置したり、椅子だけを円形に並べたりと、テーマによってレイアウトを変えています。ここは自己探求の場。互いの顔を見ながら、みんなで語り合う。そんな雰囲気づくりを大切にしています。
コロナ禍で一時期オンライン開催を試みたのですが…。「こんなこと言っていいのかな」と悩みながら語り始めた時の温度感や、「その気持ちわかる!」という参加者の熱の高まり。やはりリアルな場にこそ、そうした対話の面白さがあると思っています。
元々、今の活動の前身となるグループを立ち上げたのは、以前住んでいた仙台市の男女共同参画センターのジェンダー論講座に通ったことがきっかけ。場所が変わっても、市民活動の文化・ノウハウがある男女共同参画センターでの活動にこだわっています。
グループの中での発言に傷ついた場合、クレオ大阪の相談窓口を案内することができるかもしれませんよね。今後は施設に集う、他のジェンダー問題関連の団体とのつながりも模索していきます。
※グループの活動に関する以下の書籍は、クレオ大阪の情報・図書コーナーに所蔵しています。・西井開さんの著書「『非モテ』からはじめる男性学」(青弓社)・ぼくらの非モテ研究会の編著書「モテないけど生きてます 苦悩する男たちの当事者研究」(集英社)
日本語を母語としない方々への学びの場を提供さくら日本語教室ボランティア講師:村川 和美さん(写真左)学習者:馮 玉婷さん(写真右)
慣れない土地や言葉。不安を抱えながらこの教室の扉を開いてくれた方が、少しでも暮らしやすくなるように。そんな思いを胸に、日本語を母語としない方々に向けた教室を、週1回開いています。
現在学習者は、中国や韓国といったアジアを中心に、仕事の関係で来日した方など約30人。全く日本語がわからない状態で挨拶やひらがなの練習から始める方から、就職やアルバイトのためにスキルアップをめざす方まで、それぞれ事情は異なります。
心掛けているのは、学習者が「生活しやすくなる日本語」。同じ内容を伝えるにも、相手や状況に応じた言葉遣いや敬語が使えるよう、皆で話し合いながら授業を進めています。
クラフト調理室は、固定のテーブルに分かれていて、レベル別のグループレッスンにぴったり。キッチンが備わっているので、コロナ以前は、日本や故郷の料理を作って交流会もしていたんですよ。
学習者にとって、ここは同じ境遇の仲間と出会える大切なコミュニティ。私たち講師は、日常のちょっとした疑問や困りごとにも寄り添い「日本のお母さん」として温かく見守っています。
約7年前に中国から家族で日本にやってきました。娘が通う幼稚園の担任の先生と日本語でコミュニケーションを取れるようになりたい。そう思い、教室に通い始めました。講師の方々は、何度質問しても優しく教えてくれます。今、勉強するのが好きなのはそのおかげです。
今は家事専業ですが、中国では大学で美術を教えていたんです。娘もこの春中学生になったので、今後に向けて、ビジネスに役立つ日本語の勉強にも力を入れたいです。
発行:大阪市市民局ダイバーシティ推進室男女共同参画課 編集:大阪市立男女共同参画センター中央館指定管理者:大阪市男女共同参画推進事業体 (代表者:(一財)大阪男女いきいき財団) クレオ大阪ホームページ