クレオ大阪のイベントレポート

大阪・関西万博を控え、世界から注目が集まる私たちのまち。
より暮らしやすい地域をつくるには…?
次世代を担う若者のアイデアを広く発信するために、
クレオ大阪西では令和2年度から「SDGs LABO わかものアイデアコンテスト」を実施しています。
アイデア実現に向けた取組も、継続的にサポートしています。

ホールやオンラインの観客に向けて、さまざまなアイデアをプレゼン。内閣府男女共同参画局の林伴子局長ら5人が審査し、若者たちへエールを送りました。今回は「ジェンダー平等」をテーマに取り入れた参加者にインタビューしました!

男女分け隔てなく活躍 次世代へバトン

ロボットの力で
社会課題の解決に取り組む

追手門学院大手前高校 ロボットサイエンス部

左から西住 悠さん、伊賀 妃里さん

西住さん:プログラミングを用いて、社会課題解決に向けたロボットやアプリを作っています。

伊賀さん:ストレスが溜まった人のカウンセリングをするAI会話アプリや、外出自粛で増えた家庭ごみの分別促進アプリなど…。最近は特にコロナ禍での悩みに寄り添って活動しています。

西住さん:ロボットの楽しさやSDGsについて伝えるために、小学生対象の教室も開いています。みんなで協力し合うことの大切さを感じてもらえているとうれしいですね。

伊賀さん:男女分け隔てなく意見を言い合い、司会や先生役を積極的に担当しています。子どもたちに性別にとらわれず活躍できるイメージを持ってもらいたいです。

フードロス対策&家事の負担を軽減

冷蔵庫内の食材をAIで判別する
アプリを開発したい!

摂南大学 経営学部 塚田ゼミ

手前から飯居 絢音さん、杉本 亮介さん

飯居さん:よく料理をしますが、食材を余らせてしまうことが度々あります。残り物で献立を考えるのもなかなか難しくて…。日本では、1日1人当たり茶碗1杯分もの食品ロスが発生しているそうですが、私のような悩みを持つ人もいるかもしれません。

杉本さん:そこで私たちが取り組んでいるのが、冷蔵庫に設置したカメラから食材を判別し、外出先からスマートフォンで食材管理できるシステムづくりです。

飯居さん:レシピ提案機能も搭載したいです。献立を考えるのも家事の1つ。その負担を減らすことで、仕事や自己実現のための時間が捻出できるといいですよね。

杉本さん:誰か1人に家事を頼るのではなく、家族みんなが参加するきっかけづくりにしたいです。

SDGs17ゴールのための未来へつなぐ動画配信
大阪市立咲くやこの花高校

ヘドロを燃料とした微生物燃料電池の製作
大阪市立都島工業高校

質の高い教育を次代を担う子どもたちへ ロボットプログラミング教育
追手門学院大学経営学部

大阪湾を豊かにするための石仏鉱泉の活用法
近畿大学理工学部

泉尾工業高校 ファッション同好会

女性用の作業服をデザインしたメンバーたちに、発表の場を提供。ファッションショーを通じて、それぞれが自分らしさを表現しました。

2022年5月号 コンテンツ

P.2-3

P.4

P.5

P.6-7

P.8

P.9

P.10-11

表紙

発行:大阪市市民局ダイバーシティ推進室男女共同参画課 編集:大阪市立男女共同参画センター中央館
指定管理者:大阪市男女共同参画推進事業体 (代表者:(一財)大阪男女いきいき財団)
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