今やウィズコロナを前提とした経済活動やライフスタイルが定着しつつあります。教育や仕事でのリモートワークも導入されました。こうした家族の在宅時間の変化は、食事準備など家事時間や育児時間を増加させており、この調査でも男女の家事・育児などの分担に影響が予想されました。
感染症拡大をきっかけとした家事・育児の家族間の役割分担の変化は全体の15%みられます。その変化が1年後も継続しているのは11%でした。やはり子育て世帯の変化の継続が30%と際立ちます。一部ではあっても家事や育児の役割分担の変化は確実に若い世代で進んでいることがわかります。(図1)