寄り添う支援、支える支援に向けて

大阪市「困難な問題を抱える女性への支援のための施策の実施に関する基本的な計画」が策定されました

 女性をめぐる課題は生活困窮、性暴力・性犯罪被害、家庭関係破綻など複雑化、多様化、複合化しており、「孤独・孤立対策」といった視点も含め、新たな女性支援強化が喫緊の課題となっています。

 こうした中、令和4(2022)年5月に「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律(以下、「法」という。)」が成立し、地方公共団体は、困難な問題を抱える女性への支援のために必要な施策を講ずる責務を有すると規定されるとともに、市町村には基本計画の策定等が努力義務とされました。

 また、令和5(2023)年3月に国が策定した「困難な問題を抱える女性への支援のための施策に関する基本的な方針」により、支援の基本的な考え方が示されました。

 大阪市では、これらをふまえ、困難な問題を抱える女性の福祉の増進の視点から、個々の状況に応じた最適な支援施策を総合的かつ計画的に推進するため、法に基づく大阪市の基本計画を策定しました。

基本理念

 すべての人の人権擁護と男女平等の理念のもと、日常生活又は社会生活上において困難な問題を抱える女性(そのおそれのある女性)の福祉を増進し、一人ひとりの意思が尊重されながら、抱えている問題及びその背景、心身の状況等に応じた最適な支援を早期からとぎれなく包括的に受けられる体制を整備し、だれもが安心かつ自立して暮らせる社会の実現をめざします。

支援の内容

計画期間

令和6年度から令和12年度までの7年間

やってみよう! 男女共同参画クイズ

クイズ 1

令和4(2022)年5月に成立した、困難な問題を抱える女性を支援するための新しい法律の名称は?

令和6(2024)年に「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が施行されました。この法律は、様々な困難な問題に直面している女性に寄り添い、一人ひとりのニーズに応じた支援を行い、安心して、かつ、自立して暮らせる社会の実現をめざす法律です。

困難な問題を抱える女性への支援(厚生労働省)

答え:B

クイズ 2

次のうち、DV(ドメスティック・バイオレンス)になりうる行為はどれでしょう?

DVとは、配偶者等の親密な関係にある(あった)人から振るわれる暴力です。パートナーとの関係で思い当たることはありませんか?ささいなことでも、気になることがあれば、すぐに相談機関等に連絡しましょう。

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2024年7月号 コンテンツ

P.2-3

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P.6

P.7

P.8-9

P.10-11

表紙

発行:大阪市市民局ダイバーシティ推進室男女共同参画課 編集:大阪市立男女共同参画センター中央館
指定管理者:大阪市男女共同参画推進事業体 (代表者:(一財)大阪男女いきいき財団)
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