【実施報告】
【オープニングスピーチ】
高津玉枝さん(株式会社福市/Love&sense 代表取締役)
植田壮彦さん(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局企画部企画課参事)
【基調講演】
生駒京子さん(株式会社プロアシスト代表取締役 関西経済同友会代表幹事(次期内定)
大阪商工会議所人材育成員会副委員長)
【参加者】
70名
【内容】
企業・行政・大学・非営利といった所属の垣根を越えて連携することで、大阪・関西の未来をジェンダー視点から共に創り上げるプロジェクトとして実施しました。
まず、オープニングスピーチは、植田壮彦さん、高津玉枝さん。植田さんからは大阪・関西万博の進捗状況や理想としたい未来社会を共に創り上げていくことをめざす「TEAM EXPO 2025」プログラムのご紹介があり、ともに万博を盛り上げていきましょうという呼びかけがありました。
高津さんからは、一人一人ができる身近な行動として買い物を挙げ、わくわくと楽しみながらサステナブルな社会に変革していきましょうという呼びかけがあり、行動の輪を生み出すこういったネットワークの重要性を提起いただきました。
基調講演では、生駒京子さんより自身の起業や関西経済界や大阪・関西万博への取組を中心にご紹介いただきました。マンションの1室から起業し、経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」受賞など、共に働く社員を仲間として働きやすい環境づくりに取組んでこられました。また、経済産業省近畿経済産業局が主導する「未来イノベーション創出プロジェクト」にチャレンジ精神とアイデアにあふれる複数のプランを提案し、その一つが紹介されるなど、果敢に粘り強く、そして楽しく行動していく姿に参加者一人ひとりが刺激を受け、励まされるひとときとなりました。
オンライン交流会は2回にわけておこなうことで、新たな出会いと交流を深める機会となりました。
ご参加者の満足度は100%で、前向きなパワーを感じて明るい気持ちになった、近い未来にワクワクするといった声が寄せられました。早速、SNS等でのつながりが生まれるなど新たなネットワークが生まれる場とすることができました。
主催:一般財団法人大阪市男女共同参画のまち創生協会
共催:大阪商工会議所
協力:大阪市、吉田晴乃記念実行委員会
【参加者アンケートの結果】
オープニングスピーチ・基調講演のご感想
〇生駒様の起業への熱量は心に響くものがありました。万博が24時間世界とつながるべき、とのお考えは目から鱗でした。これまでの枠組にとらわれないしなやかな生き方は、素敵なロールモデルです。
〇皆様がどんな想いで仕事を起業されたか、HOWやWHYをお伺いして大変勉強になりました。
〇高津氏のオープニングスピーチでは、サスティビナブルに関する事業紹介が実際の商品とともに紹介され、地球に優しい経済活動の具体的な取り組みが印象的でした。
〇コロナの話ばかり聞くようになりましたが、万博に向けた明るい動きを聞け、気持ちが明るくなりました。基調講演では、たくさんのアイデアを持ち、実現に向けて粘り強く行動を起こしていく姿勢に刺激を受けました。謙虚な口調でしたが、その中に芯の強さが見えました。
〇生駒さんのお話からエネルギーをいただきました。きっと大変な事、ご苦労おありだったと思いますが、それを微塵も表現されず、ひたすら前向きに、しかも柔軟な発想でそれを実現されていることに大変感銘を受けました。まだまだ身近で自分にできることを少しずつ良い方向にもっていこうと思わせていただきました。高津さんと先日 ブレークアウトルームでお目にかかった折にもっとお話を伺いたいと思いましたことが叶えられ、とても嬉しく有難く思っております。
〇生駒さんのお話に感銘を受けました。また大阪万博については他の事のようにおもっていましたが、この時をチャンスとし、女性の活躍が促進されるのではと期待も持てました。
オンライン交流会のご感想
〇初めの方ともマッチングできるようにとのご配慮と愛情を感じました。
〇何をされていらっしゃる方か、理解するためにもう少し時間を頂けたらと思いつつも、限られた時間の中で申し分ない企画であったと思います。
〇個別に質問をできるのがとても良いと思った。2回に分けて行ったことも新鮮でした。通常、グループセッションは短いですが、十分な時間を取っていたことに新鮮さを感じました。
〇生駒京子さんのお話が特に印象に残りました。社員の方が有休をとられたときに、「それは楽しい有給ですか?大変な有給ですか?」と一言質問をする。楽しければ嬉しいし、大変であれば力になりたい。大家族になることを伝えているという言葉を聞き、私も同じように、人と人を繋げて輪を作っていくことを大切にしたい。と思いました。
〇普段お話できないような方々と、交流でき、大変貴重な機会をいただきました。
この催しで生まれた新たなつながりや、何かを始めるきっかけとなったこと
〇今まで画面越しでお顔を存じ上げていた方とアドレスを交換できて とても収穫がありました。名刺交換ができない時代ですので、このような交流会での繋がる方法がお作法として定着すると良いなぁと思いました。
〇すぐにつながりましたし、意見交換の会をZOOMで行うことをあの後FBで話し合って決まりました。
〇後日、改めてお話をする約束ができた。数名の方とSNSでつながった。
〇高津氏、生駒氏から、具体的な経営者の姿勢を学ばさせていただきました。また、大阪万博へ参加したいという想いが強くなりました。海外からの参加されている方もおられ、自分の事業展開の方向性が見えてきました。
〇何かを新しいことを始めようという気持ちになりました。
〇自身が東京なので関西のパワーをもらいましたが、もっとリアルな交流で共催などができるといいなと思いました。
今回参加されたみなさまへのメッセージ
〇国際NGOのウィコネクトインターナショナルは吉田晴乃記念のプロジェクト『Women's Expo』に共創チャレンジとの一員として参画しています。ぜひみなさんもコミットしたいSDGsをえらび、もしも#5を選択されたら一緒にWomen's Expoを実現させましょう!よろしくお願いします。(ウィコネクトインターナショナル日本プロジェクトディレクター 鈴木世津様)
〇オンラインでもこのように出逢ってくださり、ありがとうございます。改めて関西には多くの女性のエンパワーメンターがいることを知りました。それを国内外的にPRできる万博が楽しみでなりません。貴重な時間を共にしていただきありがとうございました。リアルでお逢いできる場があれば何卒、宜しくお願いいたします。(株式会社YRK and 役員 中許 祐里子様)
〇大変有意義で、楽しい会となりました。Facebook等で会の後もつながりを作れた方もおられ、今後が楽しみです。また機会があれば参加させていただきたいです。(株式会社コトバノミカタ代表取締役 本下瑞穂様)
〇このような会を実行されたスタッフの方々のご尽力に感謝するとともに、知らない人と交流することが画面越しの名刺交換といった形で普及することを願っています。 とても良い機会をありがとうございました。(NPO法人日本BPW連合会 副理事長 中山 由美子様)
〇コロナ渦になってから久しぶりに、近い未来にワクワクできました。明るく展望をもちながら、真摯に自身も楽しめる状況を作ってゆくことを、皆様から学ばせていただきました。(川西 真寿実様)
〇みらい創造会議に参加させて頂きありがとうございました。経済界でご活躍の元気と笑顔に満ち溢れた皆さまの素敵なお話しが深く印象に残っています。会議名がピッタリと思いました。次回もブレイクアウトセッションでの出会いとお話を楽しみにしております。(大学教員 佐藤美子様)
〇楽しい時間でした。できれば登壇者のプロフィールや資料などを共有していただけるとありがたいです。(公益財団法人ジョイセフ 佐藤幸子様)
〇普段お会いできない方とお話をすることができ、大変有意義な時間でした。(babystep代表 早川菜津美様)
〇これをきっかけに皆さんと繋がることができましたら嬉しいです☆海外から日本の女性の出産状況を見て、何かできないかと考えて活動しています。イギリス在住の助産師ふたりのチーム「みんなでお産をみなおさん?」のイベントにぜひいらしてください(*^_^*)(出産ケア政策会議事務局 西川直子様)
〇様々な形で、立場でジェンダー平等に向けて活動されている方とお話でき勇気をもらいました。コロナ禍で変化した生活への不満を感じているのは自分だけでないと感じられたことも嬉しく思います。
〇参加して感じたワクワクをこれからの自分の活動につなげていきたいです。