インフォメーション

【財団ニュースvol.45】ハイライト2021~一歩ずつ、前に進む。㊦~

2022.06.29 REPORT

大阪市男女いきいき財団ニュース vol.45㊦

あなたと共につくる よりよい未来 ~男女共同参画キャッチフレーズ~


大阪市男女いきいき財団では、大阪市の受託事業として、よりよい暮らし、生き方、働き方について考えるきっかけづくりに向けた「男女共同参画キャッチフレーズ」を募集しました。

応募数は128点。自分の中のアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)に気づいたり、今後の行動の指針になったり。
心に響く作品が集まりました。

キャッチフレーズをヒントに、あなたも男女共同参画に向けたアクションを実践していきませんか?

入選作品は以下のとおり。

テーマ:ジェンダー平等

最優秀賞

人生はカラフル。
だから、自分の色は、自分が決める。

~受賞した小田 邦子さんからコメント~

その人の人生はその人のもの。誰かに決められるのではなく、みんなが主体性を持って生きてほしい。
そんな思いを込めました。時には、周りに流されたり、同調圧力に負けてしまったりすることもあるかもしれません。
自分を貫く「強さ」を胸に、進んでいきましょう!

優秀賞
・私だってやってみたい。チャンスをください、掴むから。
・この世に1人しかいない私という個人。
・そのまま、ありのまま、自分が好きでいられるように
・虹はみんなの心の色。どれも素敵でキラキラ輝いてる!
・一人一人が未来を自由に選べるように
・その仕事、性別関係ありますか?

テーマ:ジェンダー平等

テーマ:児童虐待防止

最優秀賞
「どうしたのかな…?」
その違和感を見逃さないで!

~受賞した服部 直子さんからコメント~

周りの人の少しの心がけで、児童虐待が防げるはず。行動を起こすきっかけになることを願って考えました。自分が子どもだったらどうするだろう。どう感じるのだろう…。大人になってからも、子どもの視点で物事を考えてみることが大切だと思います。



優秀賞
・同じじゃないよ おとなの軽いはこどもの重い

・見逃すな マスクの下の 泣いてる顔
・あの子の笑顔を最近みましたか?
・みんな、子どもの頃、守られていたんだよ。
・まもりたい、あなたのその手はいのちをつなぐもの
・子どもの悲鳴・親の悲鳴 どちらか壊れるその前に

テーマ:児童虐待防止

テーマ:男性の家事・育児

最優秀賞
父親だから、母親だから、じゃない。
家族だから。

~受賞した與島 加津美さん~

多様性が広がり、家庭での偏った役割分担が見直されています。
家族はチーム。それぞれができることを生かし、苦手なことは補う関係性が築けるといいですね。
現在、夫と共働きで息子を育てていますが、家族3人で家事を助け合い、日々を楽しみながら過ごしていきたいです。

優秀賞

・育児によって育つのは、子どもだけではない
・その背中を見て、私たちは育った。
・まずはできることから、幸せも疲れも分かち合おう
・会社ではベテラン でも 育児は新人 育休は必要
・今しかできない いっしょに子育て
・みんなで住んでる家だから。

テーマ:男性の家事・育児

女性の負担を解消する働き方改革 ~クレオ大阪中央研究室調査~

コロナ禍が仕事や生活に与えた影響。そして、人々がその中で何に困り、どのように対応したのか—。2021年度、クレオ大阪中央研究室が調査を実施しました。
今回は、女性のケア役割について報告します。
◆◇◆
家族の健康を守る責任感が女性の重圧に

新型コロナウイルスの感染拡大は、社会のシステムや人々の生活に大きな影響し、今やウィズコロナを前提とした経済活動やライフスタイルが定着しつつあります。外出自粛の要請で、在宅勤務や学校閉鎖によるリモート授業も導入されました。家庭での在宅時間も変化し、家事・育児時間が増加。特に女性の負担が大きくなっています。

こうした中、生活に関する困りごとについて聞いたところ、「生活の維持、収入に関すること」と回答した人が 29.4%で最も高い項目となりました。最も男女差が見られる項目は、「健康に関すること」でした。

「自分や家族のからだの健康」は男性22.8%なのに対し、女性は33.2%と約10ポイントの差があります。「自分や家族のこころの健康」と回答した割合も、女性の方が高くなりました。これは、女性が多くのケア役割を担っていることと関係があります。実際に、「自分自身及び家族の健康を守る責任が大きすぎる」と感じた人の割合は、男性よりも女性の方が高くなっています。


特に子育て世帯(末子が中学生以下)の女性は37.9%、男性は23.0%の人が、「何度も、もしくはときどき責任が大きすぎる」と回答しています。家事・育児・介護の負担だけでなく、家族の健康に対する責任感も加わり、女性により重圧がかかっていることがわかります。
◆◇◆
多様な価値観に対応しアップデートしよう

こうした女性の負担感を軽減するためには、性別を問わず、働き方の見直しが必要です。単に労働時間の短縮や人事評価制度を再検討するだけでなく、家庭内での役割分担の見直しなど、多様な価値観・働き方に対応したものへ改善していくことが重要です。改めて、私たちが望む働き方、暮らし方をどのようにアップデートしていくかが問われています。

女性の負担を解消する働き方改革 ~クレオ大阪中央研究室調査~

大阪・関西発!サステナブルな社会へ ~みらい創造会議~

2014年度から始まった「大阪・関西女性のみらい創造会議」。企業・行政・大学・非営利団体といった所属の垣根を越えて連携し、大阪・関西の未来をジェンダー視点から共に創り上げるプロジェクトです。

5回目となる今回は約60人が参加しました。ゲストとして、NPOや企業のアクションチームを作り社会課題の解決をめざす白井智子さん(新公益連盟代表理事)、女性の健康をトータルサポートする顧問助産師サービスで起業した岸畑聖月さん(With Midwife代表取締役)、NPOと連携し社会貢献に取り組む小國泰弘さん(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)の3人が登壇。「年齢を問わず、社会状況に合わせた価値観のアップデート」「教育の評価軸の転換」「官民のパートナーシップの重要性」など、サステナブルな社会実現に向けたアイデアが交わされました。

参加者からは「感性や視座の高さに合わせたコミュニケーションが必要だと感じた」「社会の平等、公平について改めて考える良い機会になった」といった声が寄せられました。


財団では、本事業に加え、今年8月、米国のフィッシュ・ファミリー財団と共催し、女性リーダー育成研修「JWLI Bootcamp 2022」を実施します。
さまざまなワークショップや対話を通じ、参加した女性が本来持つ意欲・能力を引き出し、失敗を恐れずに行動できるよう、後押しします。次号の財団ニュースで詳細をお伝えします。

大阪・関西発!サステナブルな社会へ ~みらい創造会議~

vol44 前編はこちら

一覧に戻る