10月29日、関西大学高槻ミューズキャンパスで開催された「関大SDGsフォーラム」に、
昨年に引き続き当財団が協力団体として参加しました。
フォーラムでは、高等部2年生のみなさんが、SDGsの17の目標の中から関心のある
テーマを選択し、テーマごとに分かれて、企業・団体の活動を知り、ディスカッションを
行いながら、SDGsについて学習をします。
当財団は「目標#5ジェンダー平等を実現しよう」で参加しました。
参加された皆さんはそれぞれ自分の研究テーマを持ち、論文作成のため考えを深めています。
当財団の概要やジェンダー平等のための取組を紹介したあと、
学生の研究テーマの中から下記の2つについて、生徒主導のディスカッションに加わり、
一緒にジェンダー平等について意見を交わしました。
■LGBTQや日本における同性婚に対する意識改革について
■ジェンダー平等や家族の多様性を訴える教材の作成について
生徒の感想を抜粋して紹介します。
■少しでも多くの人にLGBTQについて知ってもらい偏見をなくしてカミングアウトもできる世の中になってほしいと思う。
■教育でLGBTQはおかしいことではないことをしっかり教えるべきだと思う。
■日本は女性議員が他国に比べて圧倒的に少ないので声を上げ続けることが大切だと思う。
■これから社会に出て女性だからという理由で軽視されたり、やりたいことができなかったときは自分の意思を強く持ち、逆境に怯まず抗議しなければならないと改めて思った。
■ディスカッションをしていて理系は男子という偏見があることを初めて知った。
■人によって問題への捉え方が違っていて、自分の考えや意見とは正反対の解釈をする人もいることがわかった。多面的に問題に向き合って考えることが大切と思った。関大SDGsフォーラムの様子
https://www.kansai-u.ac.jp/senior/2020/11/2-10.html
(関西大学高等部のホームページより)
若い世代の人たちが、性別にかかわらず、自分の能力を十分に発揮できるように、
今後も当財団は「#5ジェンダー平等を実現しよう」の取組に積極的に参画していきます。
企画調整課・吉本康二郎