大阪男女いきいき財団｜自分らしくイキイキと輝ける社会へ。

関西経済同友会前代表幹事で、ソフトウェア開発のプロアシスト社長の生駒京子（いこま・きょうこ）さんが、8月15日に享年67歳で永眠されました。

生駒さんは2021年5月から23年5末まで関西経済同友会の代表幹事に就任され、女性としては2人目の代表幹事として、関西における女性の活躍を強力に推進されていました。

男女共同参画を推進する弊財団では、大阪の女性起業家として先陣を切って活躍されている生駒さんに、日頃から活動のご理解を賜り、多大なご支援をいただいておりました。

強力なリーダーシップと包容力で多くの功績を残され、女性のエンパワメントにも精力的に取り組んでこられた生駒さんに、心よりの感謝と哀悼の意を表します。

謹んでここに一部をご紹介させていただきます。

❖大阪・関西女性のみらい創造会議「女性のエンパワメントと未来」では「大阪・関西万博を未来へのチャンスに」をテーマに基調講演をいただきました。＜2021年3月＞

マンションの1室から起業し、共に働く社員を仲間として働きやすい環境づくりに取り組み、経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」を受賞する企業に成長させたプロセスをお話しいただきました。

また、経済産業省近畿経済産業局が主導する「未来イノベーション創出プロジェクト」にチャレンジ精神とアイデアにあふれる複数のプランを提案し、その一つが紹介されるなど、果敢に粘り強く、かつ楽しく行動していく姿に参加者一人ひとりが刺激を受けました。

そして、「社員の方が有給休暇をとられたときに、『それは楽しい有休ですか？大変な有休ですか？』と一言質問をする。楽しければ嬉しいし、大変であれば力になりたい。大家族になることを伝えています」とお話しされ、社員一人ひとりを大切にする生駒社長のモットーを感じさせるものでした。

30周年おめでとうございます。私どもプロアシストが1994年4月に創業してからのお付き合いをさせていただいております。

女性の起業で、またD＆I、女性、外国人が活躍する企業でしたので、貴財団の早くからのD＆Iのお取り組みは弊社の事業にも大変大きな影響をいただきました。

30年が経ちましたが、まだまだこの多様性の取り組みは必要で、さらに大きなお役割を果たしていかれることを心よりお願い申し上げます。

一般財団法人大阪男女いきいき財団役職員一同