大阪市男女いきいき財団は、今年8月に実施した女性リーダー育成研修『JWLI Bootcamp 2022 Osaka』の報告&交流会を9月28日クレオ大阪中央で開催しました。
Bootcampの参加者が再会を喜び、行政や企業、社会起業家など約40名が参加者にエールを送りました。
Bootcamp参加者10名が集まり、自分たちの活動内容、課題、そして事業への支援をピッチ(プレゼン)で熱く訴えました。
防災事業・教育支援・女性の社会進出支援など、それぞれが取り組む事業内容は様々ですが、
Bootcampの3日間で培った「リーダー力」「伝える力」をさらにブラッシュアップし、ピッチに臨みました。
そのうち、12月の東京ベンチャーカフェのイベントで登壇する3名のピッチを紹介します。
増田裕子さんは地域防災力の向上、地域コミュニティの活性化のために活動しています。
男性メインの防災事業を変え、より地域に開かれた「まち防災」という考えを提案。
「ジェンダー平等・多様性が実現したコミュニティ防災」に向けた支援を訴えました。
山家ヤスエさんは、ブラジル人学校で教育支援を行っています。
学ぶ中で成長し、いきいきと活躍する子どもたちについて紹介。
「外国人学校は公的な支援が少なく、経済的に不安定な保護者も多い。
そんな中でも、子どもたちに母語教育を受けられるチャンスを与えたい」と力を込めました。
『Bootcamp2022 Tokushima』に参加した岡真裕美さんも登壇。
夫が、川でおぼれた中学生の救助にあたり亡くなったという経験から、子どもの事故予防のための啓発に取り組んでいます。
日常に潜む危険について理解を深める大切さについて、遺族・研究者の立場から呼びかけました。
その後の交流会では、大阪市民局長の西原昇さんをはじめ、関西を拠点に様々な社会課題に取り組む9名が、参加者に熱いメッセージを送りました。
Bootcamp参加者は、各企業・団体と交流。活動への協力や連携を呼びかけたり、
アドバイスを受けたりと、今後につながるネットワークが生まれました。
大阪市男女いきいき財団では、これからもホームページや広報紙などで、Bootcamp Osaka卒業生の皆さんの活躍についての情報をお届けします。
JWLI Bootcamp 2022 Osaka 開催報告は こちら
JWLI Bootcamp 2022 については こちら