男女共同参画×大阪成蹊大学×デザイン『大学生とツナグ男女共同参画プロジェクト』メイキングストーリー

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男女共同参画×大阪成蹊大学×デザイン『大学生とツナグ男女共同参画プロジェクト』メイキングストーリー

2022.11.05 REPORT

男女共同参画×大阪成蹊大学×デザイン

『大学生とツナグ男女共同参画プロジェクト』

メイキングストーリー

 

1.2022年9月21日 キックオフミーティング



プロジェクトメンバーの初顔合わせ。

プロジェクトの概要やタスク、スケジュールなどについて話し合いました。

今回のプロジェクトのミッションは『若い世代にむけた啓発』。

・大学生にとっての身近な男女共同参画って何だろう?

・自分の中のジェンダーバイアスに気づくきっかけって何だろう?

・パネルや動画で、どんな風に表現したら伝わりやすいのか?



どんな啓発パネルと啓発動画ができるのか、お楽しみに!


令和4年度大阪市男女共同参画普及啓発事業についてはちらから

ジェンダーワークショップ

2.2022年10月8日(土)

  ジェンダーワークショップ #0 ブレインストーミング



啓発パネル・動画の作成にむけて、大阪成蹊大学の学生の男女共同参画についてのリアルな意見・考え方から、
若い世代への『伝わりやすさ』『わかりやすさ』のヒントを集めるワークショップを行いました。

 

不要不急の外出自粛やテレワーク、ソーシャルディスタンス、マスクなど、
性別問わず、好む好まざるを問わず、生活スタイルや行動様式が変わったWithコロナの時代。
生活スタイルの変化は、オンラインの普及・促進により時間や場所にとらわれない働き方が拡がる一方で、
自宅で過ごす時間が長くなることで、夫婦関係・親子関係でのストレスや閉塞感も。

人生100年時代を迎え、単独世帯が増加し、子どものいる世帯の減少、
家族や結婚についての考え方が多様化している社会の現状を踏まえ、ワークショップのテーマは3つ。

『コロナ禍におけるDV・児童虐待』

『多様な家族のあり方』

『家事・育児・介護など家族のケアの分担』

 

それぞれのテーマについて、活発な意見交換があり、
ラストワークでは、ワークショップの中で気づいた自分の中のアンコンシャス・バイアスを書き出してみました。

ワーク1 コロナ禍におけるDV・児童虐待

新型コロナウィルスの初感染が確認された令和2年以降、DVや児童虐待の相談件数は増加しました。

コロナ下の生活不安やストレスなどにより女性の自殺者も増加し、
悩みを抱えていても、なかなか相談につながっていない現状があります。

「なぜ相談できないのか、どうすれば相談につながりやすくなるか」について考えました。



ワークでの意見

「大ごとにしたくないし、まわりに心配かけたくないから、相談をためらうかも‥」

「誰かに話して、もっとひどい状況になったらと思うと怖いかもしれない」

「どのようなことが暴力かわからなかったら、自分が暴力を受けていることがわからないから、DVや児童虐待がどんなものなのか知ることが大事だと思う」

「暴力の中にいる本人は、暴力だと思っていないこともあるので、まわりが気づいてあげて、相談できることを教えてあげたらよいのでは?」

「『相談窓口』は固いイメージがあるので、もっと気軽にアクセスしようと思える呼び名があれば相談しやすいかも」

 

DVや児童虐待などの暴力について知ることが、暴力の被害者にも加害者にもならず、
傍観者にもならないこと、相談するなどの行動につながりやすくなることを改めて実感しました。

ワーク2 多様な家族のあり方

年代・性別を問わず一人暮らしの単独世帯は増加を続け、3世代世帯や子どものいる世帯は減少していく中、
結婚や家族についての考え方や価値観も多様化しています。
家族や結婚についてのアンコンシャス・バイアスや多様な家族のあり方について考えてみました。



『30代男性』と聞いたときのイメージは?

 仕事で忙しい、仕事中心の生活、

 乳幼児の子どもがいる、バリバリ働いている など

 

『男性』を『女性』に変えるとそのイメージって変わる?

 30代女性は子育てしているイメージ、未就学児の子どもがいる、子育てしながら働いている など

 

30代男性といえば「仕事」、30代女性といえば「子育て」のイメージが強いことがわかりました。

子どものいる世帯が減少して、子育てをしている人の数も減っている現状にもかかわらず、
男性は働き女性は家を守る、子どもを産んで一人前、子育てや介護は女性がすべきといった
ジェンダーバイアスに気づく機会となりました。

 

グループごとにできるだけ多くの家族のカタチを考えるワークでは、
一番多かったところで77パターンの家族のカタチを考えることができました。
ワークの中で、「家族のメンバーには、ペットもいるし、これからはAIなどのロボットも家族と考えるようになるのでは?」
「離れて暮らす家族もあれば、一緒に暮らす家族もある」「そもそも家族ってなんだろう…?」などの意見がありました。

いくつパターンを考えて、そのパターンをどんな風に分類してみたのかについて、
「血がつながっている」、「血縁関係があってもなくても一緒に暮らしている」、
「お互いに家族と思っていれば家族」などの発表があり、多様な家族のカタチを実感しました。